LH圧勝、小林諭果
大型ジャンパー小林諭果(CHINTAI)が得意とする大倉山ラージヒルの
HBC杯で優勝を遂げた。
冬シーズン開幕の12月名寄ピヤシリ大会では2試合ともに3位だったが、
スピードジャンプでパワーが必要とされるラージヒルになると、
その実力をいかんなく発揮した格好だ。
「2本目に130mを超えられて、それもそんなにプレッシャーにはならず
しっかりと飛べば結果がついてくる、という気持ちでジャンプしました」
ていねいに飛んで、132.5mを記録、しかも懸念された着地もしっかりと
決めて、1、2本目ともに綺麗にまとめて完全勝利を飾った。
落ち着いていた茂野美咲(CHINTAI)も表彰台を狙っていたが、僅差で4位。
「アプローチも、サッツも上手くいって、あとは空中できつい状況でした。
もっと楽に飛んでいかなければ、いけませんね」と原因を分析、すぐに、
対応していこうと反省しきりだった。
また2位と3位にはそれぞれラージヒルが得意な一戸くる実(N高校)と、
中山和(下川商)の高校生選手が勢い良く入ってきた。

小林諭果(CHINTAI)

茂野美咲(CHINTAI)

左から2位の一戸くる実(N高校)、優勝した小林諭果(CHINTAI)、3位の中山和(下川商)

小林諭果(CHINTAI)

茂野美咲(CHINTAI)