下川商高スキー部 好調につき。
いよいよきたとの感がある下川商スキー部の女子ジャンプチームだ。
前年のインターハイでは才能ある鴨田鮎華が優勝、この夏場には長身で着実に伸びをみせている御家瀬 恋が欧州コンチネンタル杯で5位入賞、さらには小柄ながら爆発力ある勢藤理桜など、個性的な選手が5~6名も揃う。
それを丹念に指導しているのが、元全日本複合チームの竹本和也コーチ。
「まだまだですよ、手探りの部分もありますから。それでも、全員がしっかりと集中して飛んでくれるからうれしいですね」と、にこやかな表情をみせる。
いわば下川商女子ジャンプ選手たちは、実力的に全日本女子若手チームのような印象にもあり、団体戦があればそのままこのヤングガール4人で出場できる勢いにある。
女子トップチームの高梨沙羅(クラレ)、伊藤有希(土屋ホーム:下川町出身)、勢藤優花(北海道ハイテクAC:理桜の姉)、岩渕香里(北野建設)、ベテラン茂野美咲(CHINTAI)、新社会人の小林諭果(CHINTAI)などに続く、俊英な女子高生ジャンパーにこの冬は注目だ。
