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小林と茂野でワンツーCHINTAI

サマーグランプリ出場のために高梨と伊藤がいなかったが、第1回札幌チャレンジカップLH大会で、素晴らしい結果が生まれた。

長身でもとからラージヒルを得意とする小林諭果(CHINTAI)が風をつかんで優勝、2位にはベテランの強者茂野美咲(CHINTAI)が入ってきた。

この4月に新社会人になって研修におよんでいた小林は、トレーニングの一環で徹底した筋力トレーニングに着手、強靭なボディを作り上げている最中の勝利。一戸テクニカルコーチとの

それこそ公式練習後と1、2本目のインターバルにおける映像分析と理路整然とした指導に、コミュニケーションは早大スキー部仕込み。それがより良い形で実った札幌チャレンジカップLHの優勝であった。

「いい風を貰うことができて、これでいいのかなという不安のような感じもありますが、昨日に来ていただいたエイブルCHINTAI応援団の熱い応援がほんとうに励みになりました。それだけに今日の試合では結果を出すことに集中しました。応援にはわたしと同期のみんなも来てくれて、大声で声援をくれましたし、本当に感謝しています!」

1本目4位からの逆転優勝、その決定直後には涙があふれて止まらなかった小林は、その涙をぬぐいながら応えてくれた。

前年からの減量が成功して、それを維持させつつ、さらに筋力アップがめざましい茂野は優勝できなかった悔しさから表彰式では笑顔を見せられにくかったが、その後は、すぐににこやかな表情に。自分への戒めを込めてじっくりとジャンプを振り返る。

「こういうときこそ確実に勝利できる強さがほしい。それがあたりまえのようにならなければ。週明けからの女子チーム合宿で、とことん自分を磨き上げていきます」

そこに意欲満々の茂野がいた。

輝きあふれる五輪枠へ入る、その最大の目標に向けて突き進む小林と茂野、チームCHINTAIであった。

冬のインターハイを制した実力者で1本目首位に立った鴨田鮎華(下川商高)は、緊張で2本目に力およばず。そして、気持ちを切り替えて、同僚の長身選手御家瀬恋、勢藤理桜、五十嵐彩佳らとともに次世代女子ジャパンを担うべく、熱血な指導で名高い伊藤克彦ヘッドと熱き指導の竹本和也コーチのもと、チームバスで下川町へと帰り、ハードトレーニングに汗を流す。

大倉山LHで優勝した小林と2位の茂野

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