平昌シャンツェと風
すこぶる好天の平昌シャンツェ。
横に広がる小高い丘の上にすっくとそびえるスタートタワーは壮観だ。
しかし、それだけに一旦、風が吹いてくるとその影響を受けてしまう。
もちろん防風ネットに両サイドが守られているのだが…。
どうにも、読みにくい巻いた風が、ランディングを吹き抜けていく。
これはどうしたものかと、ふと遠くを眺めれば風力発電のプロペラが
何基も回っているから驚きだ。
それで先のW杯では男子でLHからNHに種目が変更されたりもした。
とはいえ夕方になり、その風はやんでくるときがある。
そして欧州実力派のシュテファン・クラフト(オーストリア)が優勝
を飾っていた。
来年2月の本番では安定した微風の下、より素晴らしい競い合いの
試合になってもらいたいものだ。
