魅惑のワンツーフィニッシュ
1月中盤の札幌STV杯は、安定したジャンプを2本揃えたCHINTAIスキーチームの
小林諭果と茂野美咲で歓喜のワンツーフィニッシュとなった。
飛距離130m前後の試合で、選手たちは落ち着き伸びのびと飛んでいった。
そこで、あの岩手松尾八幡平の小林ファミリーだ。やはり、表彰台の中央がよく似合う。
そしてW杯のオーベルスドルフ(ドイツ)やビリンゲン(ドイツ)などの大きなジャンプ台を
思う存分に飛ばせてみたいと考えるのは、熱心なジャンプファンであればこそ。
冬季五輪種目にラージヒルは設定されておらず、その無念さもある。
「飛距離が出るラージヒルの方が、小林は着地もしっかりと決まりますよ」
一戸くる実選手の父で、小林の技術指導にあたる一戸剛コーチ(早大スキー部監督)は、そう述べた。

STV杯優勝小林諭果(CHINTAI)

STV杯優勝小林諭果(CHINTAI)

STV杯2位茂野美咲(CHINTAI)優勝小林諭果(CHINTAI)3位葛西春香(東海大札幌高)

STV杯2位茂野美咲(CHINTAI)

CHINTAIスキーチームの茂野美咲と小林諭果㊨