高梨沙羅選手、今季、初めてのW杯2位表彰台
試合数が減っている女子ジャンプW杯、なんとか上位にと日本チームは奮闘している。
ついには難しさのあるティティゼー・ノイシュタット(ドイツ)で高梨沙羅(クラレ)が勇躍の2位表彰台へ立った。南ドイツ、シュバルツバルド(黒い森)南端に位置する少なめな雪のノイシュタットは、相変わらずのバック風もしくは無風、しかもこのオールドスタイルの台はサッツ手前のだらだら長さもあり、より技術を必要とする。それを前日に体得、日曜日にはしっかりと攻略したのだから素晴らしい。
堅実さながら派手さはなく、しっかりと今シーズンをやり遂げようとひたむきに飛び続ける高梨選手と精鋭日本女子チームにを心から応援していこう。
写真・文/岩瀬孝文
photo & text by Yoshifumi Iwase
